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一追再追 韓国・中国・台湾そして日本ドラマの気ままなネタバレと感想

独孤伽羅

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+++2018年 中国 全55話+++
2019年に視聴

チャンネル銀河で放送したのであまり予備知識なく観始めたドラマですが、意外と面白かったです。
南北朝時代、北魏→西魏→北周→隋→唐とわずか数十年で大きく揺れ動いた時代に北周・隋・唐の3つの王朝でそれぞれ皇后となった独孤家の3姉妹のストーリーです。
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最後の最後まで観て思うけど、やっぱりこのドラマは原題通りの「独孤天下」で良かったと思うんですけどね(汗)
確かに3姉妹の中では一番出番の多いのは末っ子の伽羅でしたが、その名前をドラマタイトルにするとちょっと違和感がある内容でした。

3姉妹の中では安以軒(慕橙@秋のコンチェルト)演じる長女・般若が人気だった気がしますが、私は末っ子の伽羅が一番好きでした。


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父に溺愛され、姉般若からも母のような愛を受けて真っ直ぐに育った天真爛漫な少女時代から

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次姉・曼陀の婚約者である楊堅と出会い、予想もしなかった家の事情や政局に巻き込まれていき

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最愛の父の死を経験し、寂しさと心細さに耐えて必死に独孤家の誇りを保ちつつ

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父の遺言で楊堅と結婚することになり、少しずつ二人の距離が縮まっていき(←私はこのあたりの過程が結構好き)

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色んな政争に巻き込まれながらも、武門の名門である楊家の妻として夫婦仲睦まじく力を蓄えて

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最終的に近隣諸国を制圧し統一国家隋を建国した夫を支えて、二聖と讃えられた皇后として名を遺したしなやかな強さを秘めたヒロインが、圧倒的な強烈な二人姉に比べると地味に見えるけど私はすごく好みでした。


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おそらくこのドラマで最も人気が出たのが、この2人のカップル。
宇文護&般若。
歴史上の宇文護はもっと年上のはずなんですが、ここに見目麗しい徐正溪をキャスティングしたのが大成功ですよね。
私が今観ている「蘭陵王妃」の宇文護は本当に腹黒オッサンですから(笑)


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私の大好きな台湾ドラマ「秋のコンチェルト」では大人しいけど芯の強いちょっと頑固なヒロインを演じてた安以軒ですが、この般若もとても魅力的でした。
一見とても強くて賢いけど、情が深くて脆くて破滅的。
賢いのに賢くないというアンバランスな女性がとっても素敵でした。

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なぜか勝ち誇った時に腰に手を当てる宇文護。
中国では【叉腰大師】と呼ばれてイジられたとか(笑)
「衛子夫」の時もイケメンだと思ったけど、このドラマではさらにイケメンでした。
徹底的な悪役なんだけど、愛した般若に対してはずっと一途で彼女の死後もその妹である伽羅に対しては配慮するという変に義理堅い魅力的なキャラでした。
般若との娘・麗華との出会いのシーンはこのドラマでは一番泣けたところかも。

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そしてそんな宇文護と般若を取り合った宇文毓。
傀儡皇帝として我慢し続けた彼もなかなか面白いキャラで、最後の力を振り絞って弟・邕と楊堅に託したやり方がなかなかカッコよかった。

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このドラマの弱点は、次女曼陀の出番の多さかなと。
キャラクター的にもかなり濃いので、出番が多いと胸やけがしそうになるですよね。
演じている李依晓は「王女未央」や「後宮の涙」では割と品の良いイメージだったので上手い女優さんなんだと思うんですが、今後彼女を見ると曼陀を毎回思い出してしまいそう(汗)
彼女の出番をもう少し減らして、ラスト3話くらいで駆け抜けたあたりのエピソードをもう少し丁寧に描いておき、曼陀のラストをサラリと描いて、最後に息子李淵が唐を建国したのちに追諡して皇后になれたとしてくれたらもっと感慨深かったのに、何だか全編曼陀率が多かったせいか、変な後味になってしまいました(笑)

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あと、「蘭陵王」でもお馴染みの宇文邕。
今回は伽羅に片想いしている設定なんですが、歴史上は武帝として名を残していてあの宇文護をついに排し実権を握った人なんですよね。
今回は早くから独孤信が危惧したように、柔和な外見とは裏腹で愛する伽羅以外の全てに残酷で非情な性格として描かれていて、そのあたりがいかにもあの宇文護と血縁なんだと思わせる感じで、なかなか楽しいキャラでした。
死後も、伽羅と楊堅の間に立ちはだかる障害として時々ちらりと感じられる部分があって、なかなか楽しい設定でした。

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そしてこのドラマで忘れてはいけないのが、陸貞。
このドラマは私が大好きだった「後宮の涙」と同じスタッフらしいんですが、「後宮の涙」では歴史上評判の良くない陸貞を真逆のイメージで描いていたんですが、それに対するアンサードラマとしての補足があります。
なぜ、「後宮の涙」ではあんなに健気で立派だったヒロインが歴史上は悪人として名を残しているのか・・・その説明はとても楽しかったです。

ちなみに私が書いた「後宮の涙」の記事で触れてますが


今回は愛する高湛の死後に陸貞が選んだのが、私がこの記事で触れている一番結婚するならいいなと思う人だったのも何だか嬉しいサプライズでした。


躍動的で不安定でとても魅力的な南北朝を分かりやすく描いているドラマで、男女ともに見目麗しかったしとても楽しいドラマだったのですが、曼陀率が高かったので★は一つマイナスになってます(笑)
でもかなりおススメです。




個人的評価(★5が満点) ★★★★

Commented by hungmei at 2020-10-12 21:23
こんばんは、お邪魔しますm(__)m

こちらを拝見していると、見たいドラマの細かい内容がわかり、次に見るドラマの参考になるのでとても助かります。ありがとうございます!

この《独孤天下》も《蘭陵王妃》も見たくて検討していたのですが、出すぎな独孤曼佗の李依晓が好きなので、覚悟してそちらを見てみようかな…魏晋南北朝ドラマは《独孤皇后》や《北魏馮太后》を見ましたが、《独孤皇后》は駆け足で物足りない気も。

しかしこんなに宇文邕について書かれた日本語ブログかあるなんてとても嬉しいです!あ、《独孤皇后》の宇文邕は戚威さんという演技派ですが、東宮の李承鄞共々渣男ランキング2019年にはいっていました…。ワーストワンが李承鄞、ツーが宇文邕於《独孤皇后》です。納得ですが。

中韓ドラマだとそんな悪人が主役だったり、日本では考えられない設定が好きです。このドラマ、陸貞も出るんだ、と思っていたら《陸貞伝奇》と同じスタッフなんですね。それは気になります!

三姉妹も、独孤信の三人の夫人(如羅氏、郭氏、崔氏)も出てくるようですし。《独孤皇后》は伽羅生母の崔氏のみ、かつ正妻という設定になっていました。

それぞれにコメント書かせていただきたいのですがぐしゃぐしゃ担ってしまうかと思い、ここに載せますが、寵妃の秘密シリーズこちらの記事で拝見し見てみたらハマリましたw好みじゃないと以前自分のブログに書いたくせに。その後訂正しました…。

白髪も見てみたいんですよね。見たいドラマがありすぎる\(^o^)/
Commented by spring-mei at 2020-10-13 14:30
> hungmeiさん

こんにちは。
独孤天下、なかなか面白かったですよ。
邦題が独孤伽羅なのは内容的に違和感があるのでやはり原題通りだと思ってもらっていいと思います。
そして、李依晓がお目当てなら楽しめると思います。おそらくこの女優さんはこれからもずっと日本の視聴者には曼陀と呼ばれそうなインパクトの強さでした。

そうそう、陸貞伝奇を見てると更に楽しめるドラマでした。あー、そういう風に伝わっている史実と擦り合わせたのねと納得出来ました。
こういう実在の人物が出てくるドラマって内容がフィクションだと分かっていて見てても、制作陣が伝わっているエピソードをどうやって膨らませてドラマを作っているのか考えるのが楽しくて好きです。
そういう意味では、蘭陵王妃の宇文邕も面白かったです。
何度かCSで放送されてますが割と評価が分かれるドラマなんですが、私はすごく楽しめました。


寵妃の秘密と同じスタッフが作った明月記が今月DVD発売したのでどこかで放送してくれないかなーと期待しているんですが、最近は中国歴史ドラマが色々と放送されているのでどうなんでしょう・・・。

私はブログに詳しいあらすじを書くのは苦手で、このブログはいつも自分の好きなドラマを好きな視点で感想書いてるだけのとてもマイペースな備忘録なんですが、少しでも視聴のお役に立ててたら嬉しいです♪
Commented by hungmei at 2020-10-16 05:53
spring-meiさん

ご返信ありがとうございます!

気づけていなくて拝見するのが遅れてしまって…。《独孤皇后》は期待値が高すぎて肩透かしでしたが、十分面白かったです。

《蘭陵王妃》、好みの分かれるドラマなんですね。ますます気になる!私は逆に備忘録を兼ねて細かくかいてしまうのと、歴史好きなので史実との比較が楽しくて。友人から、ドラマしか観ない(歴史そのものには興味がない)からあんたのブログ長い!てたまに怒られます。

読んでもらえるだけ御の字ですが…
spring-meiさんの記事はご自身の始点からの点描だからこその、ドラマの詳細やイメージが膨らみます。無機質なあらすじを読むより楽しく、なおかつこんなドラマかな?と頭に浮かぶようです。

無人島にひとつだけ持っていくドラマは?にドキッとしてしまいました\(^o^)/私だったら、87年中国中央電視台の《紅楼夢》もっていきたいかな。お若い方はわからないかも…

たくさんの局で本当に色々な華流が放送されていますね。20年くらい日本から大陸ドラマを見ていますが、隔世の感です。はじめは誤訳も多くこなれてない感じがありましたが、最近は落ち着いたのかな…と思いきや、すごいミスがあったり微笑ましいです。

Commented by hungmei at 2020-10-16 05:56
大作の字幕翻訳を友人の中国語お師匠さんがやられていたんですが、「時代劇の中でも特にみんな同じに見えて、誰が誰だかわからない」と悲鳴を上げていたそうです。ふと思い出しました。陸貞こと趙麗穎が出ていた新版《紅楼夢》です。

東宮はそういえば陳暁、迪麗熱巴での案があったという噂で。ネットで映像も観ましたが(例によって真偽は不明)、迪麗熱巴…西域公主ぽくはあるんですが、タレ目イケメンの陳暁とだと、画面がくどいなーと(爆)

方逸倫さんは《独孤皇后》三男役で目が行ったので、その後主演されるのも納得ですね。日本語版観てみたいなぁ。ずばりはないけど結構なベッドでのラブシーンがあったので、東宮だけなんでベッドでのラブシーンが削られた上放送二年お預け?とフシギに…

今、聶遠の若き頃の出演作《大唐情史》もしくは《大唐公主》を観ていますが、高陽公主と辮機の艶聞が大きなテーマで、今より激しいくらいです。半裸のヒロインがすごい。時代とテーマとその他もろもろの条件で検閲も左右されるんだろうなと。

聶遠、お坊さんスタイルで、20年近く前ですが「瓔珞」の乾隆のときとあんまり変わらないかも?うちのタブレットの画質が荒いだけかもしれませんが…。

邦題はとんちんかんなものも多いですね。最近は減ってきたので何よりですが。何でも「愛」「後宮」とかつけていた頃は毎回怒っていました😁確かにわざわざ「天下」から「伽羅」に変えるほどの必然性が見えないかな…。はい。

李依暁さんは、《知不知不応是緑肥紅痩》(2018)でもそんな感じの役だそうですし、お得意のキャラクターになっていくのでしょうか。
Commented by spring-mei at 2020-10-20 01:23
> hungmeiさん
こんばんは。
私の方こそ返信がおそくなりました(汗)

ブログを始めた10数年前はほぼ毎日のようにドラマを見てはその感想をブログに書いたりしてたんですが、最近では途中の感想やツッコミはTwitterでやってしまって、見終わったらまとめの記事をブログに書くという感じになってしまってます。
しかも厄介なことに、私はブログにまとめの感想を書くとそのドラマの事は一段落という感じで切り替えてしまうので、あまりに気に入ったドラマを見終わったときはなかなか記事を書きたくないという謎のジレンマに陥ります(意味不明なんですが)
ちなみに今もその状態でとある韓国ドラマを見終わったのに何度も何度もそれをリピートして見ていてなかなか記事を書きあげられません。しかもどうせそこまでして書いても大した内容にはならないという(笑)

大陸ドラマ視聴歴が20年ですか(驚)
私の韓国ドラマ視聴歴が18年くらいですが、大陸ドラマはまだまだ初心者です。
Commented by spring-mei at 2020-10-20 01:36
> hungmeiさん
続きです。

東宮が陳暁、迪麗熱巴の噂があったんですか。
陳暁、陸貞が初めてでそれからも何作が見たんですが、イケメンだけどいつも似たような感じのキャラばかり演じてるイメージなので、キャスティングされなくて個人的には良かったかも。

あー、検閲や放送お預けの理由がよく分からない作品多いらしいですよね。
あちらは撮影してから放送まで間があるし、いつどれが日本語で見れるようになるのか想像が出来ません。
私の中で一番モヤったのは、「風中之縁」と「雲中歌」の関係です。
元々連作のはずなのに、「風中之縁」だけ史実の名前が許可されなくて色々紆余曲折があったとか。それでもすごく好きなドラマでしたけど。

邦題は日本もある程度漢字文化だから、そのままでもいいじゃないのかと思うようなドラマもやたらと変えてくるので驚きます。現代劇はシンデレラとツンデレ王子だらけだし(笑)

あ、「知不知不応是緑肥紅痩」って邦題が「明蘭」ですね!
これも来月から始まるので楽しみです。

Commented by hungmei at 2020-10-20 20:55
spring-meiさん

ご返信ありがとうございます。
そうです、「明蘭」でした。すみません原題しか書いてませんで…、主演カップルが結婚して子どもも生まれたようですし、二重におめでたいですね。放送開始!

主演の趙麗穎はもちろん、お相手の馮紹峰さんが日本人気が高い気がします。本土でもそうですが、比較的日本でも人気が出てる方かなぁと。

陳暁は存在感や魅力のある俳優さんだと想うので、確かに芸域広げたらいいのに、と自分も思います。似合うんですけどね、優男イケメン(褒めてる)。《東宮》は主役二人共、当初の人選から大きく外れ決まったそうなので、陳星旭にも彭小苒にも出世作になったようでよかったです。

〉「風中之縁」と「雲中歌」の関係です。

ありましたね!霍去病の名前なんかが飼えられていたような…連作で片方はよくて片方は変えろ、てなぜ?と私も疑問でした。確かそれで放送順序も変になってしまったような。歴史上の人物の名前を変えろ指令はままあるんですよね、変えれば放送させてやるっていうので削除命令よりマシではありますが…。

実は《東宮》も、西域対中原が今のウイグル、モンゴル問題などと衝突するかな?と思ったのですが、そのへんはノーチェック、ラブシーン削除だったので不思議でした。

以前見た《龍珠伝奇》(2017)/邦題「龍珠伝ラストプリンセス」は、反清復明=清初の反清朝、満州族を標榜する南明など残明勢力が中心のお話なので、民族協和に水を差すと党司令でも改変させられましたし、今どきらしく优酷網でだったかな、先に配信したらラストが大不評で。大幅に結末が変えられ、もうグチャグチャになっていたのを覚えています。これもプリンセスが入りましたて、邦題に。確かに南明公主が出るから間違いではないけど…。

原題ドラマだとシンデレラだらけなんですね笑。原語、中国語で見ていても、紹介やなんかで灰姑娘(中国語でシンデレラの意味)とヒロインが呼ばれていて。灰姑娘でもはやシンデレラだけでなく、ヒロインの意味になるのかな?と思ってます。が、日本語にした時はシンデレラだと変だな。

あと「総裁」多いなーと。財閥のトップ、スペック高めのイケメンでしょうか。ひところの韓ドラのような…会社社長では不足で、財閥御曹司でないと!みたいなイメージがありました。コーヒープリンスとか見てました。懐かしい!

Commented by hungmei at 2020-10-20 20:58
韓国時代劇も好きだったんですが、私が好きなテイストは完全時代遅れになってしまい、今はほとんど見られてません。女人天下とか好きでした(爆)確か150話制覇して…。明成皇后の183?だったかな、それに「王と妃」の158話とか。今もそんな長い時代劇って韓流であるのでしょうか。長年悪女とされた張禧嬪が新しい描かれ方をされたり、見てみたくはあるのですが、手が回ってません…。18年前かな、韓国旅行で銭湯にいたら、休憩スペースで「女人天下」再放送をしていて。其の頃はまだ韓流時代劇にそんなにコミットしていませんでしたが、あまりにベタベタの演出&展開で韓国滞在中にハマリ笑、銭湯のTVで始まったものだから友人と興奮して見入っていると、現地のおばちゃんになんで知ってるのか質問され、みかんもらったのが良い思い出です。

サムライ好きな外国人、みたいに見えたかなぁ…

「明蘭」は、原題が李清照の詩からとられていますね。お話の中身とはそんなに関連していなそうですが…。07年に撮影された李清照が主役のドラマで、好きな女優さんが主演で楽しみにしていましたが、13年たってまだ放送されてません。何のアナウンスも有りませんが、お蔵入りっていうやつなのかも。哀しいです。
Commented by spring-mei at 2020-10-22 13:44
> hungmeiさん
こんにちは。
馮紹峰の日本での人気はやはり「蘭陵王」きっかけなんでしょうね。
実は私はそのドラマは制作時から日本でも蜷川実花さんが関わっていて話題になってたし楽しみにしてたのに、いざ見てみると肝心の馮紹峰は仮面から顔がはみ出そうなくらいポッチャリだしストーリーも中盤から性悪な脇役女性が暴れててて見るのが苦痛で何とか完走したものの、記事すら書いてません(汗)
馮紹峰は「美人心計」の時はビジュアルもとても凛々しくて役柄もあの登場人物の多いドラマの中で最も好きな男性キャラだったのに・・・。
しかし、「蘭陵王」はおそらく日本の中国ドラマにラブ史劇(笑)というネーミングを定着させたドラマだと勝手に思ってます。

陳暁はイケメンゆえに芸域広げてくれないといつもワンパターンに見えてしまうので、全然違うキャラで見てみたいです。

「東宮」のラブシーン削除の噂、ネットやTwitterで聞いたことあります。本編にはないラブシーンを動画で見かけたとかなんとか・・・。
本当に色々基準が謎ですよね。

中国ドラマ、なんと「ツンデレ王子のシンデレラ」という邦題がついているドラマまでありますからね(汗)

韓国ドラマも「コヒプリ」から随分進化してますが、やはり役職はよく出てきます。
あちらの国の財閥は日本人のイメージする財閥ではなくてちょっと大きな会社的な感じらしいので、よくで出来ますよね。

Commented by spring-mei at 2020-10-22 13:58
> hungmeiさん

こちらにも。
韓国時代劇はもうかつてのような大作がないですよね。みんな30話以内の小粒な感じです。
やはり時代劇は作るのにお金もかかるし、それで視聴率が取れないと困るから、かつてのように国をあげて予算を回してドラマを作って輸出していた頃のようには出来ないでしょうね。

そもそも「王と妃」や「明成皇后」などを放送していたKBS大河の枠が今ではないはずです。
日本ドラマも時代劇は昔に比べると減りましたが、それでもNHKの大河ドラマは60年くらい続いているのに比べると何とも世知辛いな・・と。

そうそう「明蘭」の原題は詩の一文らしいですね。
その詩の解釈とドラマの内容を考察してるブログを見かけたことがありますが、実際に自分が見たらどんな感じなのか楽しみです。

お蔵入り、あちらの国は多いらしいですよね。
もったいない…。
撮影が終わっても、アフレコしたり検閲があったり本国で見れるようになるのも大変だし、それが日本に来るのも大変なことなはずなのに、昨今のラッシュを思うといかに作られているドラマの数が多いのか・・・。
by spring-mei | 2019-06-18 13:43 | 華流ドラマ た行 | Comments(10)