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一追再追 韓国・中国・台湾そして日本ドラマの気ままなネタバレと感想

真田丸

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+++2016年 日本 全50話+++
2016年に視聴

私の生涯で今後この「真田丸」を超えるドラマに出逢えるのだろうか。


長年私の中でNO1大河ドラマは子供の時に観た「独眼竜政宗」(1987年)でした。
まさかそれを今更抜くような素晴らしいドラマに出逢えるとは思ってもいませんでした。

ドラマ全般に登場するキャラも、ほんの少ししか出てこないキャラもそれぞれ愛おしい部分があり、それを演じている全ての俳優さんが大好きになってしまうようなそんなドラマでした。

「新選組!」(2004年)以来2回目の大河ドラマとなる三谷幸喜氏の脚本は、見事に全50話という長丁場を一度もダレる事もブレる事もなくゴールに向かって描ききったと思います。
それを観た私たち視聴者はこの1年間で動乱の戦国時代をリアルに駆け抜けたような気持ちになりました。

そして主人公・真田源次郎信繁を演じた堺雅人氏の揺るぎない演技力は、言うまでもなく素晴らしかったです。
私は一度だけ堺氏を劇団新感線の舞台で実際に拝見した事があるんですが、主役じゃなかったのに劇場を出て感想を言い合うときには彼の名前しか出てこないくらい魅力的でした。
そんな彼が数々の大ヒット作主演を経験した上で演じた大河ドラマでの主役が素晴らしくないはずがないんですよね。

利発で父や兄の役に立ちたいと真っ直ぐに願っていた少年が、色んな葛藤や多くの人と出会いを繰り返し、色んな人達から刺激を受けながら成長し、いかにしてあの“真田左衛門佐幸村”として戦国最後の戦いで華やかに散っていくのかを、私たちはまさに目撃した・・・そんな気分です。

実は私、今までも堺氏はとっても好きな俳優さんだったんですがそこまで好みだと思ったことがなかったんですが、このドラマの40話以降くらいからのまさに男盛り(?)な感じのビジュアルはとんでもなく好みでした♪

真田丸_c0357299_01082665.jpg
そして、これは「半沢直樹」の時と同じなんですが、演劇出身のとっても上手くて味のある俳優さん達が脇で魅力的に輝いていると思いました。
主役の堺氏をメインとして調和がいつも綺麗なんですよね~。


素晴らしい脚本と俳優陣、それをより魅力的に輝かせる演出の愛をヒシヒシと感じるそんなドラマでした。
あと、私のここ数年間でのドラマ視聴のおともはブログではなくツイッターなんですが、この真田丸はツイッターでの盛り上がりがすごかったです。
早丸の始まる夕方6時~深夜まで大盛り上がりで、ツイッターのおかげで何倍も楽しめました。
制作サイドからの発信も充実していて楽しくて、本当にパーフェクトなドラマでした。

楽しい夢のような1年間をありがとうとこのドラマに関わった全ての方にお礼言いたいです。



個人的評価(★5が満点) ★★★★★

by spring-mei | 2016-12-31 02:26 | 日本ドラマ | Comments(0)